トップへ

イタリアGP 22人のタイヤ選択。6チームが僚友同士で異なる戦略

2016年08月24日 13:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2016年ドイツGP セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン
F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、23日、第14戦イタリアGPにおける各ドライバーのタイヤ選択を発表した。

 今年のイタリアGPに持ち込まれるのはホワイト・ミディアム、イエロー・ソフト、レッド・スーパーソフトの組み合わせ。 

 チームメイト同士で選択が異なるのは、メルセデス、フェラーリ、ウイリアムズ、フォース・インディア、ルノー、ハースの6チームだった。

 メルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームに関しては、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルがミディアム1/ソフト5/スーパーソフト7、ニコ・ロズベルグとキミ・ライコネンはミディアム2/ソフト4/スーパーソフト7を選び、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンはミディアム2/ソフト5/スーパーソフト6という選択だった。

 フォース・インディアのふたりは唯一ミディアムを3セット選択。またハースのふたりはスーパーソフトを9セットと他チームより極端に多く選んだ。

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは共に、ミディアム2、ソフト4、スーパーソフト7を選択した。 


 イタリアGP決勝用にキープしておかなければならないタイヤはミディアム1セットとソフト1セット。このうち少なくとも1セットは決勝中に使用しなければならない。予選Q3用1セットとして指定されたのはスーパーソフト。
 イタリアGPは9月2日~4日に開催される。