現在Moto2クラスでライバル関係にあるヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーは、ヤマハのバイクが来季MotoGPに昇格する自分たちの大きな助けになると信じている。
ザルコとフォルガーは、来季からヤマハ・テック3でMotoGPクラスデビューを飾る。Moto2のポイントランキングトップを維持しているザルコは、ヤマハ・テック3が良いプラットフォームを提供してくれると確信している。
「MotoGPは自分にとって新しいカテゴリーだ。MotoGPクラスのデビューをヤマハのバイクでスタートできることは素晴らしいことだよ。僕の目標は、多くの情報を得て日本人からの信頼を得ることだ。テック3は良いバイクで走ることができるチームだと思うよ」
チームメイトとなるフォルガーは、先日のチェコGPで今季初優勝を飾り、Moto2のポイントランキングで4位につけている。
「ヤマハ・テック3ならルーキーにとって良い材料が揃っている。ファクトリーチームから情報を得られるから、素早く学習できると思うよ。ヨハンは来年良いチームメイトになるかもね」
来季ヤマハのバイクを駆るふたりが、どのような走りを見せてくれるのか。ふたりの活躍に注目したい。