俳優の高畑裕太が8月23日、強姦致傷の疑いで群馬県警に逮捕された。現在出ている情報によると、高畑は映画の撮影後、前橋市内のビジネスホテルで40代の従業員女性に性的暴行を加えたとされている。
本人は犯行を認め、「女性を見て欲求を抑えきれなかった」と供述しているという。まさかの展開にテレビ局は大混乱に陥り、ファンは大ショックを受け、ネットでは「お母さんの高畑淳子が可哀想過ぎる!」「最低!」と怒りの声があがっている。(文:みゆくらけん)
「母への手紙」に感動しまくっていたのに
バラエティ番組の裕太は、いわゆる「フラれキャラ」。共演する女優をすぐに好きになってしまうと公言しつつ、共演女優たちには「男として見れない」「友達としてもナイ」と、ことごとくフラれていた。顔はイケメン(風?)なのに、どう転んでも「天然」という独特の雰囲気を持っていた。
NHK朝ドラの「まれ」で一躍有名になり、その後は多数のドラマやバラエティで活躍。母親で人気女優の淳子とも2人で共演し、親子仲の良さも評判だった。互いをネタにして笑いを取り、「徹子の部屋」(テレビ朝日系・2016年1月11日放送)では感謝の手紙を読み上げて淳子を泣かせ、黒柳徹子をほのぼのさせていた。
手紙は大変素晴らしい文章で、見ていた筆者も感動し、ウルった。「母親にこんな手紙を書けるこの人は、絶対に良い人に違いない!」と疑い深い筆者にそう強く思わせた。そんなピュアな魅力を持つ青年が、まさか、まさかの強姦致傷で逮捕なんて……。
「私はアンタたちを育てていくためなら、どんなこともする!」
これは手紙の中で「母親の口癖」として紹介されていた、母・淳子の言葉だ。二十歳すぎとはいえ、愛息の逮捕を受けて今どういう気持ちでいるのか。考えただけで胸が詰まる。不定期でMCを務める「スタジオパークからこんにちは」(NHK)は8月29日の出演を辞退したというが、今後の淳子の活動に大きな影響が出ないことを祈りたい。
ネットの同情は母へ「気の毒で言葉にならないよ」
当然のことながら、最も傷ついているのは被害女性であるということは忘れてはいけない。しかしネットではやはり、淳子への同情やエールの声が相次いでいる。
「お母さん見ると気の毒で言葉にならないよ」 「淳子さんにも影響が出るのは悲しい」 「多少出演が自粛等で減る事はしかたないとしても、気をしっかり持って頑張ってほしい!」
裕太がパーソナリティーを務めることになっていた8月27・28日放送の「24時間テレビ39」では、パーソナリティーだけではなくスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~-光を失って心が見えた~」にも出演する予定だった。
このドラマの宣伝のため、番宣を頑張りまくっていた沢尻エリカと加藤シゲアキに、裕太は謝れ。みんなに謝れ。現在放送中の連続ドラマTBSの「仰げば尊し」、フジテレビの「となりの新選組」、テレビ東京の「侠飯~おとこめし~」の関係者全員にも謝れ!
「まぁね、そのあと、ひどいことになんなきゃね」
ちなみに、先述した「徹子の部屋」に出演の際、番組終了間際に黒柳徹子が今回の事件を予言するようなことを言っていた。徹子の「飲んだくれたりはしないの?」という問いに、息子に代わって「すごくしてます!」とバラしたのは母・淳子だ。
慌てる裕太に「お酒飲むのもひとつの勉強ですもんね」と淳子が言うと、徹子はこう返した。
「まぁね、そのあと、ひどいことになんなきゃね」
徹子の野生の勘が働いたのか。事件を起こした夜も酒を飲んでいたという裕太。泥酔はしていなかったらしいが――とにかく、本当に、本当に残念だ。
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