マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末のベルギーGPの舞台となるスパ・フランコルシャンはマシンとの相性がいいサーキットではないが、驚くような結果を引き出したいと語った。
スパは長いストレートと高速コーナーを備え、1周の中の全開区間が長く、平均スピードはシーズン最速レベル。燃費も厳しく、ERSへの要求も高い。こういった特性はマクラーレン・ホンダとの相性はよくないと認めるアロンソだが、今年は不得意なサーキットでも驚くようなパフォーマンスを発揮しているため、今回も同様に高い競争力を発揮できることを期待しているという。
「スパで戦うには、パフォーマンスに関しても信頼性に関しても強力なパッケージが必要だ」とアロンソ。
「ラップの70パーセント以上をフルフロットルで走る。それ自体がチャレンジだ。でも僕らはこの数戦、データ上は厳しいと思われたサーキットでも、懸命な努力によって、ライバルと比較して自分たちも驚くようなレベルのパフォーマンスを発揮することができた」
「長いラップの中に極めて高速のセクションがふたつとツイスティなセクションがひとつ備わっているので、最適なマシンセットアップを得るために正しいバランスを見つける必要がある。ここまで、ファクトリーでのベースと実際にコースを走った際の相関精度は高いので、引き続きこれまでの勢いを維持し、週末の中で最大限の結果を引き出せるものと期待している」
「マシンにとってもドライバーにとってもタフなサーキットだが、すべての要素をうまくまとめあげることができれば、ポジティブな週末を過ごせるだろう」
「楽なレースではないだろうけど、いつもどおり入賞目指して全力でプッシュしていく」