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坂口健太郎が初の悪役に挑戦、ドラマ『模倣犯』でピース役

2016年08月23日 12:21  CINRA.NET

CINRA.NET

網川浩一役の坂口健太郎
テレビ東京系ドラマ『模倣犯』に坂口健太郎が出演することがわかった。

「劇場型犯罪」をモチーフに連続誘拐殺人事件を多角的な視点から描いた宮部みゆきの同名小説をもとにした『模倣犯』。事件を追う主人公のルポライター・前畑滋子役を中谷美紀が演じるほか、満島真之介、山本裕典、清水富美加、濱田龍臣らがキャストに名を連ねている。

坂口が演じるのは事件の鍵を握る悪役・ピースこと網川浩一役。事件に巻き込まれる高井和明や栗橋浩美の学校に小学4年生の時に転校してきた人物で、一見穏やかだが過去に秘密を抱えているという役どころだ。

初めて悪役を演じたという坂口は撮影について「心の闇、深さを考えていると、今まで演じてきた役の中で一番寄り添えない役でした。ですので、演じる事が大変な作業でしたが、考え方を理解できるような男ではないとも思っていたので、現場に入って感じるものや(中谷さん演じる)滋子さんとの空気感を大切にして演じました」と振り返っている。

また、今回の発表とあわせて同作の放送日も発表。約5時間におよぶ2部作となり、前篇が9月21日、後篇が22日に放送される。

■坂口健太郎のコメント
台本をいただいて、僕が感じた目が離せなくなるような爽快感、スリル。それを感じてもらえると思いますし、凄まじい犯罪の傍で起こっている人々の営み、非日常の中での日常性。見る人によっていろいろな見方ができる作品になっていると思います。

■宮部みゆきのコメント
「模倣犯」は、私にとっては様々な意味でターニングポイントになった作品です。思い入れもあれば後悔もあり、なかなか平らな気持ちで読み返すことができないまま年月を経てきましたが、今回、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんによってドラマ化されることを心から喜んでおります。原作はなにしろ長尺で登場人物も多いので、多々ご苦労をおかけすると思いますが、オンエアを楽しみに、指折り数えて待っています。