アメリカのカリフォルニア沖、海底約900m。
深い海の底を探索していた海洋調査団体「Ocean Exploration Trust」の海洋探査船「ノーティラス(Nautilus)」が発見したのは、ちっちゃなイカさん! しかしイカといえどその見た目は、タコそっくり。なんとも珍妙な姿をとらえた映像は、YouTubeで観ることができます。
【まるでオモチャみたい!】
「太くてずんぐりしたイカ(Stubby Squid)」という愛称の小さなイカさん。どれだけ注目を浴びようとも微動だにしません。
じっとその場にとどまっている様子を眺めていると、ぬいぐるみのようにすら見えてきます。探査船に乗船している人たちも、「フェイクのようね」「子供が落としたオモチャみたい!」と次々に発言、終始笑いっぱなしです。
【日本にも生息しているんだって】
動画の説明欄によれば、このイカさんは正式名称は「Rossia pacifica(和名:ボウズイカ)」といい、コウイカに近い種。海底で生涯を終えるのだそう。
体全体がネバネバの粘液に覆われていて、餌となるのは小さなエビや魚。北太平洋、おもに日本から南カリフォルニアにかけて生息しているらしく、海底300m辺りでよく見られるんですって。へええ、この子、日本でも見ることができるんだ!
【しかしタコによく似てるなぁ】
アニメに出てきてもおかしくないユーモラスなビジュアルに、誰もが目を奪われる。独特の存在感を放つ “タコさんみたいなイカさん” をそれではじっくり、ご覧になってみてくださいっ
参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch