世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているヒュンダイは、チームに所属するダニ・ソルドとの契約を2018年シーズンまで延長したと発表した。あわせてコドライバーのマルク・マルティとの契約も延長している。
ソルドは14年シーズンに、ヒュンダイがWRCへ復帰するのに合わせてシトロエンから移籍。移籍初年度のラリー・ドイチェランドではチームメイトのティエリー・ヌービルとともに、ワン・ツーフィニッシュを達成。また、先週末に行われた今季のWRC第9戦ドイチェランドでも2位表彰台を獲得している。
今回の契約延長に対し、ソルドは「ヒュンダイ・モータースポーツは、僕の家族のようなもの。彼らとの契約を2シーズン延長できて、本当に嬉しい」とコメントした。
「チームが未熟だった頃から一緒に戦い、短期間でトップチームへと成長するのを間近に見てきた。新しいレギュレーションが導入される来シーズンに、チームがどのような進化を果たすのか、今から楽しみだ」
「僕がWRCを戦う上で目標としているのは、優勝であり、コンスタントに表彰台に上がること。チームにとっても、この目標は難しいことではなくなりつつある。今シーズンはこれまで、素晴らしい結果を残しているが、今後もさらに多くの成功を収めると確信しているよ」
また、チーム代表のミシェル・ナンダンは「引き続き、ダニ(・ソルド)とともに戦うことができ、心から喜んでいる」と述べている。
「2014年にWRCへ復帰した時から、ダニはチームに必要不可欠なメンバーだ。彼の情熱的かつ安定した走りは、開発の助けになり、チームの士気向上にも繋がっている」
「彼との契約を延長できたことで、チームの将来により自信を持つことができる」