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トビアス・リンホルム監督『ある戦争』予告編、決断せざるを得なかった男の苦悩と家族との絆描く

2016年08月22日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『ある戦争』(c)2015 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

 第88回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作『ある戦争』より、予告編が公開された。


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 本作は、『偽りなき者』『光のほうへ』の脚本作や監督作『シージャック』などで知られるトビアス・リンホルム監督がメガホンを取った戦争ドラマ。部下の命を守るために下した決断によって、民間人11名の命を奪ってしまったデンマーク軍の部隊長クラウスの苦悩と家族との絆を描く。キャストには、『LUCY/ルーシー』のピルー・アスベック、『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』のツヴァ・ノヴォトニー、『THE KILLING/キリング』のソーレン・マリン、『エクソダス:神と王』のダール・サリムらが名を連ねる。


 このたび公開された予告編では、極限状態下のアフガンで決断した空爆命令により、地元民間人を殺してしまった中クラウスが、軍事法廷でその是非を問われる模様や、妻マリアと子どもたちとのやりとりが映し出されている。アフガンでのシーンでは、本物の俳優は3人のみで、その他のデンマーク軍兵士はすべて元軍人たちによって構成されている。(リアルサウンド編集部)