トップへ

ヒッチコック×トリュフォー本『映画術』の記録映画、現代の10監督も証言

2016年08月22日 13:20  CINRA.NET

CINRA.NET

『ヒッチコック/トリュフォー』 Photos by Philippe Halsman/Magnum Photos ©COHEN MEDIA GROUP/ARTLINE FILMS/ARTE FRANCE 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
映画『ヒッチコック/トリュフォー』が、12月10日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

同作は、アルフレッド・ヒッチコックとフランソワ・トリュフォーのインタビューをまとめた書籍『定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー』を紐解くドキュメンタリー。トリュフォーは1962年に敬愛するヒッチコックにインタビューを依頼し、快諾したヒッチコックと2人が意気投合したことから長時間のインタビューが実現した。

作中ではヒッチコックとトリュフォーの当時の音声テープに加えて、マーティン・スコセッシ、デヴィッド・フィンチャー、ウェス・アンダーソン、リチャード・リンクレイター、アルノー・デプレシャン、黒沢清、ジェームズ・グレイ、オリヴィエ・アサイヤス、ピーター・ボグダノヴィッチ、ポール・シュレイダーの10人の映画監督へのインタビューを交え、現代の映画監督たちの様々な視点からヒッチコックの映画術に迫る。

メガホンを取ったのは『ニューヨーク国際映画祭』のディレクターを務めるケント・ジョーンズ。日本語字幕は『定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー』の翻訳者でもある山田宏一が担当している。