スーパーフォーミュラ第4戦茂木。ツインリンクもてぎから、編集部員が気になったいくつかのトピックスをお届けします。
土曜日の天候はとても不安定。雨が降るなか行われたピットウォークですが、大勢のファンのみなさんが楽しんでいました。
イベントスペースでは立川監督と道上監督による、“若手監督”トークショーが行われました。道上監督は、久々のレース復帰戦となるWTCCもてぎに向けた意気込みを語り、健闘を誓っていましたよ。
ホンダのブースでは、第1期ホンダF1のRA300をはじめ、4台のF1マシンが展示され、多くのファンがシャッターを切っていました。
今回のスーパーフォーミュラ第4戦もてぎのサポートレースとして開催されたN-ONE OWNER’S CUP。そのグリッド前方には、なんとF1のサマーブレイクの合間をぬってマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ選手とジェンソン・バトン選手が登場! グリッドを見守っておりました。なんか顔が硬そうな気がするのはたぶん気のせいです(笑)。
ソフトタイヤ導入による、予想の難しい予選セッションを制したのは、ルーキーの関口選手。トップ3記者会見では、喜びを大きく表すことなく冷静に受け答えをしている姿が印象的。会見後の写真撮影もサマになってました。
日曜日は雨もなく、お昼にはきれいな青空が広がる良いお天気。ただ、気温が高くとても暑い……。「熱中症対策をお忘れなく!」という場内アナウンスが繰り返されていましたよ。
全日本ロードレース選手権と併催で行われた今回のレース。ピットウォークも合同で行われ、サインや記念撮影に応じていました。こちらのマシンは、J-GP2クラスのヤマハYN6。
S660のオーナーの皆さんによるパレードランも行われていました。これだけの台数が集まると、壮観ですね。気持ちよさうにサーキットをパレードしていましたよ。
ホンダのドライバー達によるトークショーは、結婚を発表したばかりの山本選手の話題からスタート。塚越選手と伊沢選手は「今週末はどこに行っても山本選手のことばかり聞かれます(笑)」とのこと。
その山本選手は、グリッド上で多くのカメラマンに囲まれていました。
ブラー選手は首にタオルをかけ、こまめに水分補給。イギリスの方にとっては、日本の夏、暑いですよね……
一方のバンドーン選手はクールにスタートの時を待ちます。本人は「GP2のバーレーンとか、もっと気温の高い状況でレースしたこともあるし大丈夫だよ」と言っていました。
フォーメーションラップ開始直前、上空には不穏な雲が……!雨は最後まで落ちてくることなく、一安心。
スーパーフォーミュラ参戦4レース目にして、ぶっちぎりの初優勝を飾った関口選手。星野一義監督が現役時代に得意としていた、先行逃げ切りの『星野パターン』を再現したかのような素晴らしい走りでした。
次戦の岡山でも、トップドライバー達による熱い戦いを期待しましょう。