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大野智主演『忍びの国』に石原さとみ、鈴木亮平、伊勢谷友介、知念侑李ら

2016年08月22日 10:50  CINRA.NET

CINRA.NET

左上から時計回りに鈴木亮平、石原さとみ、伊勢谷友介、國村隼、立川談春、平祐奈、マキタスポーツ
大野智(嵐)の主演映画『忍びの国』の追加キャストが発表された。

2017年夏に全国東宝系で公開される同作は、『のぼうの城』『村上海賊の娘』などの著書を発表している和田竜の同名小説が原作。天正伊賀の乱を題材に、信長の次男・信雄が率いる織田軍と、超人的な能力を持ち、金のためだけに人を殺める伊賀の忍び軍団との戦いを描く。これまでに、怠け者だが伊賀一の腕を誇る忍び・無門役を大野が演じることが明らかになっていた。

今回出演が発表されたのは、無門の妻で安芸の武家から無門にさらわれてきたお国役の石原さとみ、伊賀・下山家の嫡男で、ある事件によって忍びに失望している下山平兵衛役の鈴木亮平、伊賀を治める十二家評定集のひとりである百地三太夫役の立川談春、伊賀の国に攻め込む織田信雄役の知念侑李(Hey!Say!JUMP)、信雄の家臣・日置大膳役の伊勢谷友介。

さらにでんでん、満島真之介、きたろう、マキタスポーツ、國村隼、平祐奈の出演も明らかになった。石原と大野は同作で初共演。撮影は7月4日にクランクインし、9月末のクランクアップを予定している。なお鈴木はアクションシーンのために2か月間にわたって稽古に取り組んでいるという。

■石原さとみのコメント
忍者として一流の無門の心の真ん中にはどんな時も必ずお国がいます。怠けもので不真面目な無門に対し、常に不安や苛立ちはありますが、叱って尻を叩いて舵を切っていくと同時に大きな愛情を注ぐ母のような女性だなと思いました。初めて大野さんがセリフを発した瞬間、皆が…無門だ!!と驚き鳥肌立ちました。この作品は時代劇アクションであり、恋愛物語でもあります。幅広い世代の方に楽しんで頂ける作品になるよう最後まで丁寧に演じていきたいと思います。

■鈴木亮平のコメント
「こんな忍者もの、読んだことない!」これが原作の第一印象でした。「人間ではない」忍びの世界で人間の心をもってしまった平兵衛の悲哀を、大野さん演じる無門と好対照になれるよう、情熱的に演じきりたいと思っています。アクションシーンも他にはない独特の動きなので、この二ヶ月間コツコツと稽古を重ねてきました。誰も見たことのない、楽しく強烈な「忍び映画」が出来上がる予感がしています。期待していてください。

■知念侑李のコメント
主演が大野くんということで、個人的に念願叶っての共演でしたので、出演が決まったときは本当に嬉しかったです。今作は忍者VS侍のお話で、きっと僕を知ってくださっている方はイメージとして侍役で出演するのではないかと想像されると思いますが、今回の役は大野くんと敵対する「殿様」の役です。今までの僕のイメージとは違う新しいキャラクターだと思います。大野くんとずっと一緒に共演したいと思っての、やっとの共演です。新しい自分を楽しみつつ、悔いが残らないよう撮影に臨みたいなと思います。

■マキタスポーツのコメント
左京亮は中途半端な男です。武者としての誇りや自負はあっても、どこか揺れている。大膳に対してもコンプレックスがありそう。元の上司を討ち、自らのポジションを得ることに大義を感じようとしているところも、どこか虫が良い。つくづくちっちゃい男です。でも、そのちっちゃい男感がいいなと。僕はこの役をやるにあたって体重を10㎏近く落とし、筋トレをしました。案外情けない左京亮ではありますが、武士ですから“ちゃんと“強そう”に見えなくてはならない。しかし、僕の考える左京亮は、中身は「情けない現代人」です。で、僕の中にも左京亮がいます。その左京亮ぶりが溢れ出れば、外見と合わせて立体的なキャラクターになるんじゃないかなと考えました。

■平祐奈のコメント
今回、忍びの国への出演のお話しを頂き思った事は、私の好きな時代劇ではじめてのお姫様役という事と、中村義洋監督の作品に参加できるという事がとっても嬉しかったです。また豪華なキャストの皆様と共演ができ、貴重な経験をさせて頂きました。公開までがとても待ちどおしいです。皆様、ぜひ楽しみにしていてください。

■立川談春のコメント
『忍びの国』に出演できて光栄です。百地三太夫は見た目悪い奴なので、大野智ファンに嫌われるような立派な三太夫になりたいと思います(笑)。

■國村隼のコメント
初めて脚本を読んだ時、不思議な世界観を持った作品だなと思った。ある意味、主人公無門のキャラクターが全てを体現している。それは私にとって好きな世界。しかも、監督は中村さんでプロデューサーは下田さん。はい、やります(笑)。殺陣はなかなか大変だったけど、楽しんで撮影出来ました。

■伊勢谷友介のコメント
この作品はよくある勧善懲悪の時代物ではなく、現代にも通じる設定が面白い。大膳は登場する武士の中でも非常にアヴァンギャルド。演じるのが非常に楽しみです。甲冑を付けて弓や槍を振り回す大立ち回りのシーンもあるのでしっかり演じたい。