21日、ツインリンクもてぎで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦で関口雄飛がポール・トゥ・ウィンを飾ったITOCHU ENEX TEAM IMPUL。チームを率いる星野一義監督が、優勝の喜びを語った。
●星野一義監督(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
事前の(チーム内)ミーティングでは、これまでのデータを考えると7対3の確率で、関口がトップで(1コーナーに)入れないんじゃないかと(笑)。
だから、フォローするためにピットワークの練習を何度もやりました。また、絶対に(アンドレ・)ロッテラーや石浦(宏明)くんより、先にピットに入るなとも伝えていましたよ。
ただ、その予想を裏切ってスタートがうまくいってびっくりした。石浦くんも珍しく本番でミスしたからね。
こういったレースの“ツキ”があるなかで、彼(関口)が最高のレースパフォーマンスを引き出してくれた。ホッとしたよ。
(関口は)新しいスーパースター。日本人からしばらく出ていないからね。関口が速く走れるように材料は俺が準備するから、賞金は俺がもらっていく(笑)。これからも思い切りスーパーフォーミュラを盛り上げたいね。