全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦もてぎは、ポールポジションからスタートした関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が終始リードを保ち、参戦4戦目にして自身初優勝を飾った。
スターティンググリッドに並んだ全19台のなかで、グリッド中団に並ぶジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、塚越広大(REAL RACING)、ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)、小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)、ベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)の6台がミディアムタイヤを選択。残る16台は今大会のみに投入されているソフトタイヤを選択して、レースがスタートした。
ホールショットを決めた関口に対し、フロントロウにつけていた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は失速、その横をアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)と野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がかわしていく。
しかし、最後まで石浦の猛攻をしのぎ切ったロッテラーが2位で今季初表彰台を獲得。3位の石浦は第2戦岡山での優勝以来、今季2度目の表彰台獲得となった。4位に国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、5位にジェームス・ロシター(KONDO RACING)とトヨタエンジン勢が続き、ホンダエンジン勢最上位はストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の6位となっている。