飲食店の中にはアルバイトに賄い食を出すところもあるだろう。バイト先選びでは、賄い食の有無がバイト選びで重要になるケースもある。
そんな中、8月15日に投稿されたツイートが、今ネットで話題となっている。アルバイト店員にまかない飯を提供しないチェーン店は「あまり信用できない」というのだ。
「まかないを出せば、どんなにズボラな店員でも自分のご飯を作る道具として調理器具等を清潔に扱うだろうし、間違ってもゴキブリを釜に入れたり等のイタズラは出来ない。まかない目的の店員こそ大事にすべきである」
「賄い飯がきっかけで掃除しまくった」という声も
このツイートは約1900件のリツイートがされ、トゥギャッターでもまとめられた。最近は、アルバイトが飲食店内でシンクに座り込んだり、冷蔵庫に体を入れるなど不衛生な様子をツイッターで投稿する「バイトテロ」も問題になっている。そこの厨房の料理を自分も食べるとなれば、滅多なことはしない、ということなのだろう。
冒頭で紹介したツイートに対しては、
「あ、これマジ。お掃除大嫌いな私がバイト先で食事中に出るのがマジ嫌で掃除しまくったから」
「衛生に関してはまかない(俺のとこは正確に言うと安価にメニューが食える食事補助だけど)とか関係なく気をつけていたけど、言われてみれば確かに」
など、投稿者の意見に賛同するコメントが多い。よく、「飲食店で働くと外食ができなくなる」というが、それだけ汚い厨房が多い、ということなのだろう。従業員が自分が食べるわけじゃないから汚くても問題ない、と考えているようなところでは一度賄い飯を導入するとよさそうだ。
ほかにも、「まかないが出るバイトは定着率が高いからクオリティが上がる可能性が高い」という書き込みがあった。まかないでバイトの満足度があがり長期間働くので、料理のスキルもアップする、ということだろうか。
「従業員が自分とこの車に乗ってない自動車メーカーはヤバい」
こうした考え方は飲食業界に限らないようだ。ツイッターでは以下のような書き込みもあった。
「パートのおばちゃん達がそこで買い物しないスーパーはヤバいって言いますよね…」
「従業員が自分とこの車に乗ってない自動車メーカーはヤバい」
従業員は普段から商品に多く触れ、商品の良し悪しがわかっているだけに、従業員が購入しない商品を作ったり販売したりする会社はそもそもダメ、というのだ。
もっとも、賄いの有無と衛生状態は関係がないという意見もある。
「食材管理については管理責任者がいるとこはまかないでもそうでなくても安全。まかない出してるとこでも管理適当なとこは適当だし事故る時は大体気が付くの後なんで意味ないですよw」
ほかにも、「まかないなくてもちゃんとしようぜ」「もっともらしく聞こえるけど、それでも掃除しない奴はしないし、悪ふざけする奴はするよ」という声も出ていた。
あわせてよみたい:「棚の後ろから商品取らないで」