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石井竜也、“ライブセットに総額100億円”伝説を語る「あの時の収益はゼロだった」

2016年08月21日 11:31  リアルサウンド

リアルサウンド

石井竜也『BLACK DIAMOND(初回生産限定盤)(DVD付)』

 バカリズムとマギーが司会を務める音楽番組『バズリズム』(日本テレビ系)の8月20日放送回に、WHITE ASH、東京パフォーマンスドール、BOYS AND MEN、yonigeらが出演した。


(参考:氣志團、金爆、GLAY、ハロプロ、米米CLUB……日本独自の“振り文化”が定着した背景を探る


 音楽シーンに口コミ(バズ)で広がる、最新の音楽や話題の楽曲を発信していく同番組。番組放送と並行してTwitterと連動、出演者に関するツイートをまとめて表示し“今”バズっている音楽情報を閲覧できるほか、音楽ファンと親和性の高いSNSを情報源にしながら、さまざまな“バズミュージック”を紹介していく。


 スタジオトークには石井竜也が登場。石井はオープニングトークから小さなボケを繰り広げ、ソロと米米CLUBの違いについて「米米CLUBは石井竜也中心で、ソロは石井竜也中心かな」と語ると、バカリズムからは「酔っ払ってるんですか?」と指摘が入った。


 また、番組では「石井竜也伝説 ウソ? ホント? 検証」を行ない、1つ目の伝説として「国会議事堂の前で新聞を燃やして逮捕されかけた」というものが紹介された。これに対し、石井は「新聞じゃなくて、お布団を敷いて寝ようとしたら取り押さえられた」と否定し、その理由について「だって国会議事堂なんて、あそこで話している人のなかで眠っている人もいるじゃないですか」と持論を述べた。


 続いて「酔って母親をナンパしたことがある」という伝説については、石井が「母じゃなくて妹のMINAKOね」と、ディスコに連れて行った妹をなぜかナンパしてしまったこと、その後両親にこっぴどく怒られたことを告白。その後、石井は米米CLUBにも加入した妹・MINAKOについて「あるステージでサビから歌うというミスをしたとき、妹がスタッフに謝ってくれて。その後に俺が『最終的に良かったら全然OKじゃん~!』と言ったら、舞台監督が『MINAKOさんがかわいそうじゃないですか』と涙を浮かべながら訴えてきた」と振り返り、続けて「『わかんねーよ!』って帰ったんですよね。最低でした。陰で寅さんって言われてたんだもん」と、当時を振り返った。


 最後の伝説として紹介されたのは、「これまでのライブセットに総額100億円掛けた」というもの。石井はこれに対し「今の今までなら掛かってるかも」と肯定し、1989年のライブで使用した巨大恐竜に1億円、1991年のライブで使用した可動式の柱に3億4千万円を掛けたことを説明。石井は当時を振り返り「その時の社長が電話してきて『腕一本に8000万円掛かっているから、1本減らしてくれ』とお願いされたときに『俺なんて悪いことしたんだろう』と思った」と罪悪感を感じたエピソードを語ったうえで「あの時の収益はゼロだった」と告白し、新曲「LIFE IS…」を歌い上げた。


 ほかにも、武井俊祐(ヴィンテージ)がロケを行ない、アーティストの魅力を探る「緊急指令! 今すぐ探リズム」では、yonigeとのコミュニケーションを繰り広げた今回の放送。次回は高橋優、DNCE、Leola、SUPER☆GiRLS、Gacharic Spinなどが出演する予定だ。(文=向原康太)