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SFもてぎ:決勝日朝は真夏の暑さ。小暮卓史がトップタイム記録

2016年08月21日 10:11  AUTOSPORT web

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小暮卓史(DRAGO CORSE)
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦もてぎは21日、決勝日のフリー走行が行われ、昨日の予選でアクシデントからQ1敗退となった小暮卓史(DRAGO CORSE)がトップタイムをマークした。

 気温28度、路面温度33度と、真夏の暑さに包まれた決勝日のツインリンクもてぎ。セッション開始と同時に各車コースインしていき、序盤にピット作業のシミュレーションを行うマシンが多く見られた。

 開始から10分、トップタイムは小暮の1分35秒台。セッション前半は伊沢拓也(REAL RACING)、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、山本尚貴(TEAM 無限)とホンダユーザーが4台続き、決勝に向けて着実に準備を整えている様子をみせた。

 セッション折り返しの頃に、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)が4コーナーでコースオフする場面もあったが、その他には大きなアクシデント・トラブルもなく走行が進められていった。

 ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は計測6周目に1分36秒台に入れ3番手に。昨日の予選をソフト・ユーズドタイヤでアタックし2番手ポジションを手に入れた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)や、アタックミスで10番手グリッドにとどまったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)などもセッション後半にはペースアップしタイミングモニターの上位にあがってきている。

 計測4周目に小暮が出した1分35秒527が最終的にトップタイム。以下、伊沢、バンドーンと上位3台をホンダユーザーが占めるている。4番手は、終盤に自己ベストタイムを更新したオリベイラ。5番手にはベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)、6番手には石浦がつけている。

 昨日ポールポジションを獲得した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は7番手。ピット作業のシミュレーションを早めに済ませると、計測5周目に1分36秒台に入れ、セッション後半は決勝に向けたロングランのチェックを行っていた。