映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語~』が11月5日から長野先行、12月17日から東京・有楽町スバル座ほか全国順次公開される。
同作は、1915年に世界で初めて人工的ながんの発生実験に成功し、がんの発生原因の解明に道をひらいた病理学者・山極勝三郎の伝記映画。16歳で長野から上京して、婿養子に入り、結核を患いながらも研究を成功させた山極の生涯を描く。
学生時代から晩年まで、勝三郎の40年間を演じたのは遠藤憲一。勝三郎に寄り添い続けた妻・かね子役を水野真紀、親友・金子滋次郎役を豊原功補が演じるほか、岡部尚、高橋惠子、北大路欣也らがキャストに名を連ねている。