映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』が今冬に東京・有楽町のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
戦場から離れた安全な会議室から上層部が戦争の指揮を執るという現代の戦争の闇を描く同作。ナイロビの上空を飛ぶ無人偵察機ドローンから情報を得て、ロンドンの会議室で英米合同軍事作戦の指揮を執るイギリス軍諜報機関のキャサリン・パウエル大佐が、大規模な自爆テロの実行を防ぐためにドローンパイロットのスティーブに攻撃の指令を出すが、殺傷圏内に幼い少女がいることが判明する、というあらすじだ。
少女の命よりもテロリスト殺害を優先しようとするキャサリン役を演じるのはヘレン・ミレン。キャサリンと協力する国防相のベンソン中将役を今年1月に逝去したアラン・リックマンが演じるほか、スティーブ役を演じるアーロン・ポールらが共演者に名を連ねている。
メガホンを取ったのは、『ツォツィ』『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などのギャヴィン・フッド。プロデューサーをコリン・ファースが務めている。