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全日本ラリー参戦のSARD with LUCK、コバライネンの代役に勝田を起用

2016年08月19日 10:41  AUTOSPORT web

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TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラムの一員として活動している勝田貴元
全日本ラリー選手権に、ラリー界の名門であるラックとともにSARD with LUCK RALLY TEAMとして参戦しているサードは、8月26~28日に開催されるJRC全日本ラリー選手権第6戦モントレー2016 in 嬬恋に、勝田貴元を起用すると発表した。

 SARD with LUCK RALLY TEAMは、今季スーパーGT500クラスでDENSO KOBELCO SARD RC Fをドライブしている元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンを起用しトヨタ86 R3を走らせているが、第6戦モントレーはスーパーGT第6戦鈴鹿と重なっているため、コバライネンが参戦できない。

 そこで、チームにふさわしい代役がモントレーに参戦することになった。コバライネンに代わってトヨタ86 R3をドライブするのは、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラムの一員として将来のWRC参戦を目指している勝田貴元だ。また、勝田はラックの勝田照夫社長、そして勝田範彦と続く一家の出身。まさにチームにとってはうってつけの人材と言えるだろう。

 コ・ドライバーを務めるのは足立さやかと、こちらも実績十分。モントレーはターマックが大半で、サーキット出身の勝田の活躍は大いに期待できるかもしれない。