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『ハドソン川の奇跡』ポスター公開 “ピクチャー・オブ・ザ・イヤー”に輝いたワンシーンを完全再現

2016年08月18日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 Warner Bros. All Rights Reserved

 9月24日に公開される『ハドソン川の奇跡』より、日本版ポスターが公開された。


 本作は、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞に輝いたイーストウッド監督が、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』で同じく2度のアカデミー賞主演男優賞を手にしたトム・ハンクスを主演に迎え手がけた人間ドラマ。2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった“奇跡”と賞賛された航空機事故の驚愕の生還劇を描く。


 公開されたポスターでは、マンハッタンの街並みをバックに、その年の優れた報道写真を選出する“ピクチャー・オブ・ザ・イヤー”に輝いた有名なワンシーンを完全再現している。“155人の命を救い、容疑者となった男”のキャッチコピーとともに、トム・ハンクス演じるサリー機長の姿が描かれている。


 また、当時この航空事故をアメリカ人がどのようにとらえていたのか、イーストウッドとトム・ハンクスがコメントを寄せた。


 イーストウッド監督は「この出来事は、9.11の後に起きた。ニューヨークが本当に落ち込んでいた時で、経済も最悪な時だった。そんな人々に、何か精神を高揚させるものがもたらされた。そして、彼ら全員がハドソン川の真ん中で飛行機の翼の上に立つ情景が、その年の“ピクチャー・オブ・ザ・イヤー”になったんだ」とアメリカにとって象徴的な出来事であったことを言及。また、トム・ハンクスは「全てに感心したし、本当に素晴らしかった。ニューヨーク市で甚大な飛行機墜落事故になるところだったんだ。この国がまた、そういうことを経験するのを見たくない。僕らみんな、うまくやってくれたことに満足している」とコメントを寄せている。


(リアルサウンド編集部)