フォース・インディアF1のニコ・ヒュルケンベルグは、チームメイトであるセルジオ・ペレスの来季残留を望んでいる。
ペレスは来シーズン末までフォース・インディアとの契約が残っているものの、契約条項には逃げ道が残されており、最終的な決定権はスポンサーが握っている。
また、ルノーとウイリアムズはすでにペレスの支援者と話し合いを行っており、特にルノーは獲得に意欲的だとみられている。
来季のチームメイトについて聞かれたヒュルケンベルグは「チェコ(ペレス)がどうするかは、僕にはわからない。チームの利益のために互いをプッシュしあい、共にうまくやってきている。競い合える、厳しくも良い環境なので、彼に残ってもらいたい」と話している。
ヒュルケンベルグは今季、フォース・インディアでの5年目を過ごしており、来季もチームに留まる契約となっている。これまで数チームと接触の機会はあったものの、進展はない状態が続く。中団グループからの脱却を望むかとの質問に「もちろんだけど、タイミングが重要だ」と語る。
「適切なタイミングで良い場所にいなければならないが、これまでのところ、そうなっていない。多くのドライバーが、タイミングをつかむまで長い時間をかけているから、諦めることはないよ」
「自分にとってどんな決定であるにせよ、F1ドライバーは(将来を)決断する際に、多くの人を頼ることになると学んできた。だからこの件では、それほど頭を悩ませてはいない」
「僕にとって重要なのは、自分がしていることを楽しむこと。そして僕は楽しんでいる」
「自分の仕事を気に入っているし、良いシチュエーションで快適に過ごしている。僕は幸せな男だよ」