スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、8月27~28日に開催されるスーパーGT第6戦鈴鹿1000kmにおけるGTAドライビング・モラルハザード適用ドライバーを発表した。
GTAドライビング・モラルハザード防止制度は、スーパーGTを観戦するファンに質の高いレースを提供するため、またすべてのレースの規範となるスポーツマンシップを構築し、モータースポーツの安全性を高めるためにGTAがガイドラインを定めたもの。
スーパーGT全戦、および公式テスト時に適用され、ガイドラインを逸脱したドライバーには、モラルハザード防止制度で定めたペナルティポイント、レース開催時の走行制限またはレースへの参加制限拒否等が課せられる。
今回防止制度の累積点数がペナルティ基準に達したのは、アールキューズ SLS AMG GT3のベテラン和田久。第4戦SUGO終了時点で累積ポイントは7点だったが、第5戦富士において2点課せられ、合計で8点以上となったため、次回出場大会の公式予選出走が禁止となった。
このため、アールキューズ SLS AMG GT3は第6戦鈴鹿の公式練習では城内政樹と、第3ドライバーに起用された東徹次郎がステアリングを握ることになりそうだ。