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KAT-TUN 中丸雄一、SMAP解散発表にコメント「休止している身として規模は違うけど泣けてくる」

2016年08月14日 11:41  リアルサウンド

リアルサウンド

 8月14日に放送された『シューイチ』(日本テレビ系)で、レギュラー出演者であるKAT-TUN・中丸雄一が、同日未明に2016年年内での解散を発表したSMAPについて、事務所の後輩という立場からコメントを残した。


(参考:SMAPは終わらないーー気鋭の批評家・矢野利裕による新たなグループ論


 同番組では、ジャニーズ事務所から報道各社に「SMAPが2016年12月31日をもって解散する」という内容が14日未明にFAXで届いたことを紹介。ホラン千秋がFAXの内容とメンバーからのコメントを全文読み上げ、各スポーツ紙の記事を検証したあと、中丸は解散について「昨日の夜知って、本当に困惑しています」と動揺を隠しきれない様子で前置きしたあと、自身の所属グループであるKAT-TUNが活動を休止していることに触れ「休止している身として、規模は違うけど泣けてくる」と複雑な表情で述べた。


 また、事務所発表のFAXのなかで、解散へ至るまで幾度もの協議を重ねたという内容があったことについて、中丸は「相当な話し合いを重ねたと思うので、決断は飲み込みづらい」としながら、「尊重する気持ちを持って、こう決まった以上は今後のソロ活動で、皆さんが良い方向に進むのを願うしかない」とコメント。


 そして、SMAPという存在の大きさについて、中丸は「SMAPはほんと、男性グループとはどういったものかというのをひとつ提示したモデルケース。少なからず同じ事務所の後輩は絶対に影響を受けている」と語り、MCの中山秀征は「新しいことにチャレンジしてきて、ジャンルを広げたグループ」と彼らを評すると、中丸もこれに同意し「まったくもってアイドルグループというものを変えた」と頷いた。


 続けて中丸は、各メンバーが解散後も事務所に籍を置き続けることについて「ホッとしたのは事務所の移籍ではないこと」と前置きし、「KAT-TUNは(脱退したメンバーが)外にいっているので、交わることはとても難しいことですけど、ひとつのコミュニティがあるというのは、僕の個人的な意見ですけど良かったと思う」と、これまで数名のメンバーが脱退してきたKAT-TUNの一員ならではの感想を述べた。


 最後に、中山が優しい声色で「とはいえ、(長くやっていると)グループはどこかで立ち止まることがあるじゃない」と中丸に語りかけると、彼は「そう考えると、25年間、第一線でやられたのは奇跡じゃないかと僕は思います」とコメントし、コーナーは終了した。


 報道について初めて事務所後輩の口から見解が語られた今回の放送。この騒動はジャニーズに、日本の芸能にどこまで大きな影響をもたらすのか。引き続き動向を注視したい。(向原康太)