現在お盆休み真っただ中、飛行機に乗って旅行に出かけているという方も少なくないことでしょう。
そんな楽しい休暇に、とんでもないトラブルが起こっているという情報が入ってきました。NHKによると、本日2016年8月12日(金)の朝、羽田空港第2ターミナル出発の各方面行きANA機が預けた荷物を載せられないまま飛び立ち、ロストバゲージが多発しているというのです。
【夕方までに間に合うのか!?】
この非常事態に巻き込まれてしまったのが、本日北海道にて開催されるロックフェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO(ライジングサンロックフェステイバル)」に出演するバンド、ザ・チャレンジのみなさん。
楽器も荷物もすべて、手元にない状態らしいのです。今日の夕方16時から、ステージだっていうのに!
【誰か楽器を貸してあげて!!】
作詞・作曲・編曲家でギタリストの “タラコチャレンジ” ことメンバーの伊藤寛之さんが、自身のツイッターで緊迫した現状を実況中継しており、大きく注目を集めています。
「さっき新千歳空港着いたんだけど、荷物を一切載せないでフライトしたらしく、楽器や荷物がありません。出演バンドさん、お願いします、ギターとベースを1本ずつ貸してくださいませんか?」
【1時間足らずで6000超えるリツイート】
こちらのツイートが投下されるや否や、ザ・チャレンジのメンバーを心配する声が多数集まったほか、9000を超える大量のリツイートで情報が拡散されました。
同じフェスに出演するアーティストの方々からも続々声が挙がっているようで、ART-SCHOOL 戸高 賢史さんからは「俺の機材なら何でも貸すよ!」、BRADIO 大山 聡一さんからは「テレキャスでよければどうぞ使ってください!」といったメッセージが。みんな優しい! 泣ける!
【無事にステージを終えることができますように】
そうして冒頭のつぶやきから、約1時間後。伊藤さんは次のようにツイートしました。
「ひとまず手ブラで会場向かってます。状況はまだわかりませんが、RTしてくれた皆さま、アーティストに連絡してくれた皆さま、心配してくれた皆さまありがとうございます。助け合いの精神て素晴らしい」
16時まで、あと数時間。どうかザ・チャレンジのみなさんが無事に、ステージに上がり演奏することができますように……!!
参照元:Twitter @itokun_jp、NHK
参考:ライジングサンロックフェステイバル
執筆=田端あんじ (c)Pouch