マノーはベルギーGP以降の9戦、資金不足に陥ったリオ・ハリアントの代わりにエステバン・オコンをレースドライバーとして起用することを決定した。F1デビューが決まったオコンは、喜びのコメントを発表した。
フランス出身19歳のオコンは、2014年にヨーロピアンF3選手権で、2015年にはGP3でそれぞれタイトルを獲得した。今年はメルセデスからDTMに参戦しながら、ルノーF1チームでリザーブドライバーを務め、数回にわたってFP1に参加してきた。
パスカル・ウェーレインのチームメイトとしてF1デビューを果たすことが決まったオコンは、ルノーとメルセデスに感謝し、次のように喜びを表している。
「今月末、マノー・レーシングからF1デビューを果たすことが決まり、わくわくしている」
「今シーズン、F1リザーブドライバーとして経験を積み重ねてきたおかげで、このエキサイティングな一歩を踏み出す準備はできている」
オコンはすでにマノーのファクトリーを訪れ、シート合わせを行い、チームメンバーとの顔合わせも済ませたという。
今季所属していたルノーと、彼をサポートしているメルセデスは、共に、オコンに対し祝福の言葉を贈っている。
ルノーは代わりのリザーブドライバーは決めず、契約下にあるジュニアドライバーを必要に応じて起用する。
メルセデスは、DTMにおいてリザーブドライバーのフェリックス・ロゼンクビストを後任として走らせることを決めた。