映画『コンカッション』が10月29日から全国で順次公開される。
頭部への反復する傷害が原因となる脳の病気「慢性外傷性脳症」こと「CTE」を発見した実在する医師ベネット・オマルをモデルにした同作。NFLを引退した選手の変死解剖に携わったことをきっかけに、試合中の激しいタックルが原因であるCTEとアメリカンフットボールの因果関係を発見したオマルが、ナイジェリアからの移民である彼への人種差別や偏見、権力からの圧力と戦いながら、事実を認めようとしないNFLに立ち向かう、というあらすじだ。
主人公のオマル役を演じるのはウィル・スミス。監督は『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』のピーター・ランデスマンが務めるほか、製作にはリドリー・スコットが参加している。