アプリリアのステファン・ブラドルは、今季限りでMotoGPを離れ、来季はホンダからスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦する。
ブラドルは2011年にMoto2クラスでチャンピオンを獲得。2012年にLCRホンダからMotoGPクラスデビューを果たした。2015年はフォワードレーシングへ移籍したが、シーズン途中からアプリリアへ移籍。今季はランキング15位につけている。
アプリリアが現在スズキに所属するアレイシ・エスパルガロとMoto2ライダーのサム・ロウズと契約したことを受け、ブラドルは移籍先を模索していた。
ブラドルはドゥカティのサテライトチームであるアビンティアレーシングと協議を行っていたが、タイトル争いができる場を求め、来季はホンダ・ワールド・スーパーバイク・チームからSBKに参戦。2006年のMotoGPチャンピオン、ニッキー・ヘイデンのチームメイトとなる。
ブラドルはSBK参戦について次のようにコメントしている。
「僕にとって素晴らしいチャンスだ。競争力のあるチームで新たな挑戦をすることを楽しみにしているよ。チームと共に素晴らしい仕事ができると思っている。まったく新しい経験だけど、できるだけ早く適応して良い結果を得られるように頑張るよ」
「ホンダのマシンを試すのが待ちきれない。それに、お互いをよく知っているニッキーと一緒に仕事をするのは素晴らしいだろうね。将来については期待できるし、この新しい旅にワクワクしているんだ」