スーパーGTのレースウィークに素晴らしいパフォーマンスをみせたメカニックに送られる『ZF Award』。8月6日~7日に富士スピードウェイで行われた第5戦では、スーパーGT500クラスを制したカルソニック IMPUL GT-RのTEAM IMPULが選ばれた。
5月に富士で行われた第2戦の決勝でチェッカー間際にタイヤバーストから優勝を逃したTEAM IMPUL。チームのメカニックたちは、直後に控えていたテストまでに大破したマシンを修復。また、第4戦SUGOでアクシデントから負ったダメージも、わずか2週間のうちに修復してみせた。
優勝候補筆頭と言われて臨んだ第5戦の公式練習で、カルソニック GT-Rは思ったようなタイムを出せなかったものの、メカニックたちは公式予選までにセットアップを改善。安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラによる渾身のアタックをサポートする。
そして迎えた決勝でも、完璧なピットワークを行って勝利に貢献した。
これら第2戦富士から続くメカニックの働きが、今回のZF Award受賞理由となっている。
次回のZF Award審査対象は8月27~28日に鈴鹿サーキットで開催される第6戦鈴鹿1000kmとなる。