ルノーF1が2017年に新たなスポンサーを獲得し、マシンカラーが変わるかもしれないとスペインメディアなどが報じている。
スペインのEl Mundo Deportivo、ドイツのAuto Bild、フランスのAuto Hebdoなどが、ルノーF1チームが現在、スペイン企業と交渉を行っていると伝えた。
El Mundoによると、ルノーは携帯電話会社のモビスターおよび大手銀行であるBBVAとスポンサーシップについての話し合いをしており、その結果によってはこのふたつの企業のコーポレートカラーであるブルーにマシンのカラーが塗り替えられる可能性があるという。
こういったスポンサーのうわさに伴い、ドライバー候補としてスペイン出身のカルロス・サインツJr.の名前が再浮上している。しかし一方で、ルノーが以前から興味を示しているといわれるセルジオ・ペレスとの契約に関しては、メキシコの大手通信業者テルメックスという、モビスターと競合する企業の支援を受けていることが、障害になるかもしれない。
ルノー社はF1ワークス活動の計画を前倒しにし、タイトルを争えるポジションに到達する時期を当初の目標の2020年よりも早めたいと考え、F1チームへの追加投資を行う予定であることが最近明らかになった。また、チームはパフォーマンス向上のため、ドライバーに関しても、チームの牽引力となるような「カリスマ性のあるリーダー」が欲しいという意向を示している。