フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、ドイツGPで勘違いから1周早くスローダウンしていたことが分かった。幸いベッテルはポジションを失うことなく5位でフィニッシュした。
ドライバーはチェッカーフラッグを受けた後、重量を増やすため、わざとコース外に出てタイヤかすを拾いながら走行するが、formula1.comが公表したベッテルの車載映像を見ると、彼がファイナルラップにその行為を行っているのが分かる。その後、気付いてレーシングスピードに戻したものの、ベッテルは前の周より約7.4秒も遅いラップタイムで走っている。
しかし6位で彼を追っていたのはチームメイトのキミ・ライコネンであり、十分なギャップもあったため、ベッテルは5位を守ることができた。
【動画】ベッテルの1周早いスローダウン(車載)