ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。ハンガリー&ドイツGP編です。
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「次はドイツ、次はドイツ、次はドイツ……」。ハンガリーで念じ続けた。例年ドイツの後にハンガリーという流れなのに今年は逆だったから、ドイツに行くのを忘れて夏休みに突入してしまいそうな自分が心配だったのだ。
私のようなベテランには、ブダペストの街で安全に過ごすためのアドバイスなど必要ないが、若者たちには注意を促す必要があるようだ。あるチームは、メンバーに対して、「ハンガリーの美女がもたらす危険」について警告を与えた。
「旅行者やチームメンバーが魅力的な若い女性にだまされるという事件が年々増えていると聞きます。最も一般的なケースは次のとおり。『私の行きつけのバーに行きましょう』と誘われ、行ってみるとそこはプライベートクラブで、ドリンク1杯で100ユーロ(約11,000円)を請求されます。男性(陸軍特殊部隊出身)がATMまであなたを連れて行き、支払いを促します。どうか常識を働かせてください。あまりにもおいしすぎる話に出くわしたら、すぐさま立ち去りましょう」
階段を上るのも一苦労
来年のグランプリに先立ち、ハンガロリンクのパドックが建て直されるという話題で、どこを変えたらいいと思うか、エレベーターは必要だと思うか、という質問がハミルトンに向けられた。「エレベーターはいらないと思うよ!」とハミルトン。「週末を楽しんで、その上、トレーニングをして痩せられるなんで、素晴らしいじゃない!」
ルイスさんは知らないでしょうが、ジャーナリストにはかなり年配の人もいて、彼らもメディアセンターに行くのに3階まで階段で登らなければならないんですよ。
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ブラウン、フェラーリでボランティア活動?
ブダペストの後、数日自宅に戻ってから、ドイツに飛んだ。話題のロス・ブラウンもフランクフルトへのフライトに乗っていたため、アリバベーネに代わってフェラーリで指揮をとるのでは、という噂が過熱することに……
ファンのために?ファンの希望??
たびたびばかげた出来事を取り上げるこのコラムで、FIAをスルーするのは失礼にあたるだろう……
よし、行くか
さて、申し訳ないが、そろそろこのコラムを締めくくらなければならない。ハミルトンと一緒にサマーバケーションに出かけるからだ。一緒に来ないか、と彼が誘うから……