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【意外?】「合コンしたい企業・したくない企業」ランキング あの肉食系企業が両方にランクイン

2016年08月06日 10:40  キャリコネニュース

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まさに夏本番といった天気が続いている。花火大会やプールといったレジャーも目白押しの季節だが、一緒に行く相手がいないと心細いもの。合コンで相手を見つけたいという人もいるだろう。

では、企業によってモテ度に違いはあるのだろうか。年収・口コミサイトのキャリコネが7月12日に2016年度版の「合コンしたい企業・合コンしたくない企業」のアンケートの結果を発表。それによれば、「合コンしたい企業」の総合1位は全日空だった。

男性人気は航空会社「彼女が客室乗務員であることはとてもステータスシンボル」

調査は今年4月から6月にかけて、キャリコネ会員を対象にインターネット上で実施。371人の回答を得た。総合2位グーグル、3位電通、4位トヨタ、5位サイバーエージェントと続いた。どこも名の知れた企業だが、さらに男女別にランキングを見てみると、相手に期待するものへの違いが分かりそうだ。

男性ランキング1位は総合と同じく全日空。その理由として目立つのは、「おしゃれでスタイルが良いなどの外見も良いイメージがある」(30代前半)といったルックス面での期待だ。

「CAにきれいな人が多い印象があるのと、自分自身が旅行好きなので話が合いそう」(20代後半)
「綺麗なかたが多いことが理由、社会的にも、ステータスがあり、日本を代表する会社とのイメージがある」(40代)

中には、「同性の友人に対して彼女が客室乗務員であることはとてもステータスシンボルとして鼻が高く感じるため」(30代前半)という意見も。CA人気は依然として高いようだ。

続く2位はサイバーエージェント。こちらにも、「美女が多いからです」(20代前半)といった声があがっていた。その後も3位日本航空、4位資生堂、5位電通といかにもキラキラ系女子の多そうな会社がランクインした。

女性からは「エリートが多そうな企業」が人気

一方で女性1位はグーグル。事業内容が常に時代の最先端であることから「仕事内容も面白そうで、話す内容も含蓄に富み自分にとっても勉強になりそう」という声が多い。また、「圧倒的な会社の規模と経済力は魅力的」(30代前半)というように、経済面を重視する声も目立つ。

「ワークライフバランスも充実していそうなので、仕事とは全力でやっても、プライベートの時間も確保し、家庭を持っても大事にしてくれそう。お給料もいいイメージなので、経済的にも安定しているのではないかと思う」(40代)

以下は2位電通、3位トヨタ、4位全日空、5位三菱商事という結果に。いずれも業界内で優位にあり、ブランド力も強い企業だ。またトップ10内には、他にも商社が2社ランクインしており、女性からの支持の高さがうかがえる。

調査を担当したキャリコネ編集部の糸数康文氏は、

「男性は会社の業績などは関係なく、その会社に属する女性そのものに関心があるようです。実際はいるかは分からないものの、『綺麗な女性が多そう』といったイメージ重視。一方で女性は安定している、エリートが多いなど会社の知名度やステータスに関心があるようです」

と話した。

ブラック企業や粉飾決算企業は合コン相手としても敬遠される

一方で、「合コンしたくない企業」には何か傾向があるのだろうか。こちらの総合トップは電通。男女別に見ると男性が1位ワタミ、2位電通、3位光通信、4位引越社、5位フジテレビジョンがランクイン。女性は1位電通、2位ワタミ、3位サイバーエージェント、4位東芝、5位光通信となっている。

いわゆる「ブラック企業」と噂される企業がランクインするのは分かるが、なぜ「合コンしたい企業」でも人気が高かった電通がトップなのだろうか。また、不祥事があったとはいえ、女性のランキングに大企業の東芝が入っている点も気にかかる。これについて糸数氏は、

「人によって受け取り方が違う『肉食系』というイメージが特に電通は強いのでしょう。合コンに出会いを求めて、『その場を楽しめればいい』という人には肉食系も人気が高いですが、結婚など将来のことを考える人には敬遠されることもある。そういった差が最も強くあらわれたのだと思います」

と語った。また、東芝については、「合コンしたくない企業」にはそのときのブラック企業が名を連ねる傾向があるためだと解説。女性は会社のステータス・知名度を重視するため、「たとえ給料が高いとしてもパートナーが働いてたらと思うと…と敬遠しがちな傾向があるのでしょう」と話した。

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