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『X-MEN:アポカリプス』、1番苦労したのはアフレコ!? ブライアン・シンガー監督がコメント

2016年08月05日 23:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『X-MEN:アポカリプス』(c)2016 MARVEL (c)2016 Twentieth Century Fox

 8月11日に公開される『X-MEN:アポカリプス』より、オスカー・アイザックが演じたアポカリプスの特別映像とブライアン・シンガー監督のコメントが公開された。


動画はこちら


 本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』に続く、新3部作完結編となる「X-MEN」シリーズ最新作。若きX-MENと最古最強のミュータント“アポカリプス”との戦いを描く。


 アイザック演じるアポカリプスは、テレパシー能力、不老不死の肉体、瞬間移動能力など、ミュータントたちが持つ特殊能力のほぼすべてを持ち合わせる超人的キャラクター。シリーズ最強キャラクターを表現するために、シンガー監督は“キャラクターの声を変化させる”ことに挑戦した。


 公開された特別映像では、アイザックの渋く重々しい声が徐々に声は変化していき、最後には人間の声とは違う“神の声”となっていく様子が映し出されている。


 アポカリプスのアフレコには、通常のマイクに加え、右側にベース・マイク、左側にベース・ドラム用マイクと、ミュージシャンの録音と同じく複数のマイクが使用された。シンガー監督は、本作で一番苦労したのはアフレコだったと明かしながら、「アフレコでは、オスカーはマイクを顔の前に突き付けられ、ずっと頭を固定して身動きできない状態でおこなっていたんだ」と、その苦労を振り返った。


 もともとデジタル合成で巨人として表現することも検討されていたというアポカリプスだが、シンガー監督は、「アポカリプスは、他のキャラクターたちと気持ちを通じ合わせる部分がなければならない。だからこそ、きちんとした役者を起用し、他の役者とのリアルやりとりによって絶対的な存在にしたいと考えたんだ」と説明し、アフレコにこだわった理由を明かした。(リアルサウンド編集部)