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村川絵梨を求める林遣都、性愛描く寂聴原作の映画『花芯』新映像

2016年08月05日 11:20  CINRA.NET

CINRA.NET

『花芯』 ©2016「花芯」製作委員会
映画『花芯』から新たな写真と映像が公開された。

公開されたのは、村川絵梨演じる主人公・園子と林遣都演じる夫の雨宮を映した本編映像。不倫を疑って園子に詰め寄った雨宮が、彼女を求めるも拒絶され、激昂して園子の後ろの壁を殴るシーンが映し出されている。

雨宮は、結婚するまで純潔を守り続ける純朴で優しい夫という役どころ。林は、裏切られても園子への愛情を捨てられずに苦しむ雨宮役を演じたことについて「雨宮の内面は崩壊していると思いますが、園子の事が好きだから、大切にしたいという思いでグッとこらえることのできる男の方がより関係性が成り立つと思いますし、原作の簡単には見えない部分というのはそういう所ではないかと監督にも言われ、そう考えながら演技していました」と明かしている。

8月6日から全国で公開される『花芯』は、瀬戸内寂聴が1957年に瀬戸内晴美名義で発表した同名小説をもとにした作品。親が決めた許婚の雨宮と結婚した園子が、夫の上司・越智に想いを寄せ、次第に肉体の悦びに目覚めていく様が描かれる。園子と逢瀬を重ねる越智役は安藤政信が演じる。