トップへ

若手ブランド「バンサン」が外務省プロジェクトで南米派遣、日本のファッションカルチャー発信

2016年08月03日 16:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
若手ファッションブランド「バンサン(BANSAN) 」が、外務省による「日本ブランド発信事業」の一環で南米に派遣される。8月16日から8月27日の期間、チリとペルーを訪問して講演会やワークショップなどを実施。同プロジェクトで若手ファッションブランドが派遣されるのは今回が初めてとなる。

若手ブランド「バンサン」が外務省プロジェクトで南米派遣の画像を拡大

 「バンサン」は文化ファッション大学院大学(BFGU)出身の伴真由子が手掛けるファッションブランドで、「日常の中の衣服理想郷」をコンセプトにドラマティックな衣服作りを目指している。外務省からオファーがあり企画されたという今回のプロジェクトは、南米の人々と価値観や体験を共有し、日本の魅力に対する関心や共感、日本文化に対する理解を促進することなどを目標に掲げる。現地では向田邦子に焦点を当てたコレクションなど、日本らしいモノ作りを得意とする伴真由子が着物の生地で作る飾り襟のワークショップを開催。外務省広報文化外交戦略科の担当者は「伴氏の派遣により、南米においてファッション分野を中心とした日本のブランド価値が高まる事を期待している」とコメントを発表している。
■バンサン オフィシャルサイト