トップへ

ロータス最速”最軽量”となる究極のエキシージ「スポーツ350」がデビュー

2016年08月01日 14:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

エキシージ スポーツ 350
昨年日本市場にも導入されたロータス・エリーゼと同様に、伝統の“スポーツ”という名称を冠した特別なロータス・エキシージが登場した。

『ロータスのロータスたる由縁』でもある"ライトウェイト"という特徴を究極まで追い求めた『エキシージ・スポーツ350』は、エリーゼ/エキシージの軽量押し出しアルミフレーム構造を継承しつつ、空力性能を高めた軽量コンポジットボディを採用。従来までの高性能版であるエキシージSに対して、クーペで51kgの軽量化に成功している。クーペの1125kgの車両重量に対し、ロードスター版は「さらなる最軽量エキシージ」としての立ち位置を手に入れるべく、クーペからさらに10kgをそぎ落とし、1115kgの車重を実現した。

 それらを実現した主なコンポーネントの変更は、外観上の特徴ともなっているルーバー状のリヤガーニッシュ(テールゲートパネル)、軽量バッテリー、軽量エンジンマウント、簡素化されシフトノブを露出させたセンターコンソール、パイプ類の軽量化、防音材の最適化、と多岐にわたっている。

 3.5リッターのV6スーパーチャージャーは350PS/400Nmとなり、0-100km/h加速を3.9秒という驚異的タイムでこなし、本拠地へセルのテストコースでは1分29秒8という、歴史上初の1分30秒切りを実現している。

 それほどの高性能を誇りながら、ロータス独自のESPにより「ドライブ」「スポーツ」「レース」「オフ」と、自身の好みやシチュエーションに応じた最適なドライブモードの選択が可能な他、鍛造アルミパドルでギヤシフトが可能な6速ATモデルも用意。ATモデルは240m/sのシフトスピードにより、0-100km/hでMTを上回る3.8秒のタイムを可能とした。

 サスペンションやジオメトリの最適化に加え、空力面でもダウンフォースの向上とドラッグ低減も果たした、まさに最強のエキシージ、史上最速のロータスに仕上がっている。価格はクーペ、ロードスターともに972万円(税込)となっている。

ロータスコール:0120-371-222