2016年F1ドイツGP決勝で、ザウバーのマーカス・エリクソンは18位、フェリペ・ナッセはリタイアだった。チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは、厳しい結果に終わったものの、新パーツを入れるシーズン後半に期待していると語った。
■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン 決勝=18位
最後列からスタートしたことを考えれば、まずまずのレースだったと思う。スタートはうまく決まって、ターン1に到達するまでに何台か抜くことができた。ただ、そこで僕の前にいた1台がバランスを崩して、急に減速したんだ。当然、僕もブレーキを踏むしかなくて、最初のコーナーを抜けた時には最後尾まで落ちていた。スタートは良かっただけに、あれは残念だったね。
もちろん18位という結果には満足していないけど、厳しいレースになることは最初からわかっていた。とにかく全力は尽くしたよ。
フェリペ・ナッセ 決勝=リタイア
僕にとっては、あまり良い日ではなかった。スタートは順調で、いくつか順位を稼ぐことができた。けれども、すぐにタイヤがグリップを失い始めたんだ。
最初のピットストップで少しタイムロスがあったが、あれは僕のピットインのコールのタイミングが遅すぎたせいだ。そして、レースも終盤に入ったところで突然パワーを失い、クルマを停めるほかなかった。メカニカルトラブルだと思う。こんな形でレースを終えるのは悔しいけれど、これもレースでは時として起こることだ。