2016年F1ドイツGP決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは8位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 決勝=8位
すごくいいスタートを決めた。ポジションアップのほとんどはスタートで稼いだ。その後は、ひたすらタイヤを労わって走った。予想以上にデグラデーションが起こるのが早かったんだ。燃料セーブもかなり行う必要があった。特に最後の10周は辛かったね。実際、終盤には、かなり燃料をセーブしていたため、ブレーキを踏んでも石のようで、コースからはみ出してしまった。ハードブレーキングすらしていなかった。
レース終盤、バルテリ(・ボッタス)からポジションを奪うことができた。彼はタイヤに苦しんでいたんだ。ウイリアムズ2台に勝ったことには満足感を覚えるけれど、今日は8位が精いっぱいの結果だったと思う。前のクルマからは20秒も離れていたから、彼らに追いつくためにはまだまだやるべきことは多そうだ。
それでも僕らは大きく進歩し、常にポイントを争えるようになった。チームは今年素晴らしい仕事をしている。毎戦何かしら新しいパーツを持ち込んでいるんだ。チームの全員に対して、ありがとう、よくやったね、と声をかけたい。
サマーブレークの後に戻ってきて、また戦うのが楽しみだけど、とりあえず今は、ホリデーにわくわくしている。