写真 優勝
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
中須賀克行
「レースウイークをとおして一番暑くなり、ライディングには非常に厳しいレースになりました。自分のスティントで序盤から前に出たかったけれど、テストからの流れで選んだタイヤが、今日の路面温度に対して少しフィーリングが違い、思うように走ることができませんでした。最初のスティント後半の10周くらいでトップに立ってからは、ペースをつかんで走れたのでよかったです。ヤマハ、2輪ファン、8耐ファンの応援で力を出しきれました。また、スタッフもライダーも自分の仕事をしっかりこなすことができたことが勝利につながりました。優勝できてうれしいです」
ポル・エスパロガロ
「ドウモアリガトウ。とってもとってもうれしいです。大変満足しています。テストから3人で頑張りました。一番いいセッティングでレースに臨むことができて感謝しています。すばらしいチームメイトの二人で、ナカスガ(克行)とは2年連続、それにアレックス(ロウズ)が加わってすばらしいチームになりました。それだけでなく、ファンのサポート、ファクトリーで頑張った人たちのおかげで勝つことができました。本当にありがとう」
アレックス・ロウズ
「僕にとって初めての耐久レースでしたが、最高の週末になりました。初めての体験、初めての環境、初めてのチームでしたが、僕たちはとても仲良く過ごすことができました。ウイーク中、セッティングに関しても、仲良く楽しくできました。今まで僕はこういう環境を味わったことがありません。二人のすごい力のおかげで、僕もいいスティントを走れました。ヤマハファクトリーが呼んでくれたことに感謝しています。優勝してよかったです。来年もここに呼んでもらいたいです」
2位
Team GREEN
柳川明
「昨日、僕は予選で仕事をしていないので、今日は頑張ろうと思っていました。スタートライダーを任されましたが、僕がもっと前のグループから離されずにいられれば、また違う展開だったかもしれません。2位は満足ではありませんが、やれることはすべてやったかなと思います。レオン(ハスラム)も一樹(渡辺)もすごく頑張ったし、いい思い出を一つ増やしてくれて、おじさんはハッピーです」
レオン・ハスラム
「今の気持ちを説明するのは難しいです。幸せだと感じています。テストから新型のZX-10Rでセッティングを決めていき、チームと3人で力合わせて、いいバイク、いいセットを見つけてレースに臨みました。2位を獲得できたのは最高の気持ちです。チームに感謝、仲間にも感謝しています。本当に最高です。ありがとう」
渡辺一樹
「2位という結果に対してはハッピーな気持ちです。過去2年が苦しい8耐だったから、初めて8耐の表彰台に来ることができて、ホッとしている部分が大きいです。テストから3人でバイクを作り、チームも全力を注いでくれ、それを形にすることができました。その結果として2位を獲得できました。ただ、2位は2位。1位にならないと意味がないのは、どんなレースも一緒。来年こそは1位をねらえるようにしたいです。まずは2位。チームと、レオン(ハスラム)が速いペースで走ってくれたのが大きかったと思うし、柳川さんもバイクを作るときに大きな力となり、感謝しています。応援してくれた人にも感謝の気持ちでいっぱいです」
3位
YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE
津田拓也
「チームがきっちり一丸となって戦えた結果の3位なので、今は納得しています。満足はしていませんが納得はしています。来年に向けて、もっとしっかりといいバイクを作りたいです。紀行さん(芳賀)、ジョシュ(ブルックス)の二人が来年も来てくれるならば、いいバイクを作り上げたいと今は思っています」
ジョシュ・ブルックス
「ありがとう。僕のスティントはとても暑くて、最初のスティントはいいラップタイムが出ずにつらい走行でした。3回くらい転びそうだったし、スライドしまくりでした。もっとペースを上げるつもりだったのに、それができずに大変でした。でも最後の走行では気温が下がったのでソフトで走り、それなりの走りができました。二人をがっかりさせないように、そのときの状況の中でベストを尽くしました。3位に満足はできていませんが、納得するしかありません。チームの努力は誇りに思います。ヨシムラの一員として認めてもらい、一緒に走ることができて光栄です。みんなに感謝したいです」
芳賀紀行
「今回は、僕が2スティント目でレオン(ハスラム)に20秒離されたことのが2位になれなかった敗因です。そのあと拓也(津田)とジョシュ(ブルックス)の二人が頑張ってくれて、それに対して感謝しています。初めてのヨシムラ、23年ぶりのブリヂストンと、初めてづくしの8耐でした。最初はブリヂストンタイヤに慣れなかったけれど、最終的には楽しみながら走ることができました。もしまた来年チャンスがあったら、また参加したいです」