2016年F1ドイツGPの土曜予選で、トロロッソのダニール・クビアトは19位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 予選=19位
がっかりしている。今日の予選では良い走りができず、最後のラップはQ2進出に足るものではなかった。リファレンスを見失い、いくつかミスを犯し、良いラップにまとめることができなかった。
昨日は期待できると思っていたが、今日は本当に肝心なときに、うまくいかなかった。腹が立つよ。間違いなく自分のいつものレベルで走れていない。マシンに乗っていて良い感触が得られない時期というのは誰もが通るもので、今の僕はそういう状態だ。
自分に何が起きているのかを、もっと理解する必要がある。そして、また自信を持って走れるようになるために、何かしらの結論を導き出さなくてはならないんだ。自分のレベルを取り戻すのは難しい課題だけど、僕はまだ若いし、すぐに答えが出せると確信している。解決策は遠からず見つけられそうな感触があって、それはいいことだよ……。昨日は久しぶりに良い金曜日だったから、そこに注目していく必要がある。
レースは明日だから、取り返すべく努力する。失うものは大してないから、やってみるだけだ!
(今のスランプについて語り)すごく悪い状態だ。この状態が続くようなら、明るい光は全く見えてこないだろう。
物事を好転させることができれば、問題なくなるんだけど。でも今は世界一楽しい時間を過ごしているとはいえない。楽じゃないけど、言い訳はできない。
誰でも難しい時期を経験するものだ。力があれば、そこから抜け出せる。でも力が十分でなければ、そこで終わりだ。
クルマの感触さえつかめればいいのだが。今、それができずにいる。何が起きているのか分からない。マシンの感触がしっかりつかめさえすれば、僕を倒せるドライバーはそうそういないはずだ。でも今は感触をつかめていないから、簡単に負けてしまうんだ。