2016年F1ドイツGPの土曜予選で、トロロッソのカルロス・サインツJr.は13位だった。サインツはQ2でフェリペ・マッサの走行を妨害したとして、3グリッド降格のペナルティを受けた。
■スクーデリア・トロロッソ
カルロス・サインツJr. 予選=13位
とても難しい予選だった。ホッケンハイムで僕らは苦戦している。僕らはストレートでの速さが不足しているので、ここのようなパワーサーキットで苦労することは、最初から分かっていた。
とはいえ、とても良いラップを走れたと思う。マシンの感触は良く、パッケージも機能しているのだけど、これが今日マシンから引き出せる精一杯の力だ。
明日は、またポイントを獲得するために戦っていく。もちろん簡単ではないだろうけど、全力を尽くして、できるだけ上位でフィニッシュできるよう頑張るよ。さらにポイントを加算してから、夏休みに入ったほうがいいからね!
(マッサの妨害について語り)予選ラップを走り終えて、インラップの準備をしていた。無線で「マッサが来るから気をつけろ」と聞いた直後に、ターン2の入口で彼が後ろから迫って来た。僕は芝にはみ出る形で、妨害行為を避けようとした。
でも彼を邪魔してしまったのは分かっている。謝ったよ。彼の予選を台無しにしないで済んでよかった。
ピットから連絡を受けるのが遅かったので、僕にはどうすることもできなかったんだ。