2016年F1ドイツGPの土曜予選で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは10位、バルテリ・ボッタスは8位だった。マッサはQ2でカルロス・サインツJr.に走行を妨害され、サインツはこれにより3グリッド降格のペナルティを受けた。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 予選=10位
今日の予選はかなり接戦だったね。特にフォース・インディアとの戦いは激しかった。常に0.1秒の戦いを繰り広げていたんだ。
自分のラップにはとても満足していたが、ターン12でコーナーに深く入りすぎてしまい、ロスする結果になった。それがなければ余裕であと0.1秒はタイムを削ることができた。
残念だったけど、明日チームと一緒にもっと激しく戦っていくつもりだ。
(サインツJr.に妨害された件について語り)彼がブロックしたのは明らかだ。ただ、わざとやったわけじゃない。彼はとてもいい子だと分かっている。でも規則は規則だ。(3グリッド降格になってしまったが)仕方ないじゃないか。
彼は完全に僕のブレーキングラインを塞いでいて、ミラーを全く見ていなかった。チームがきちんと知らせなかったんだろう。
バルテリ・ボッタス 予選=8位
僕らチームにとって、とても安定した予選セッションだった。予想していたとおり、かなりの接戦だったけれど、マシンバランスはよく、タイヤもこれまでよりうまく使うことができた。
上位グループと比べると、少しグリップが足りない。でも今日はマシンの力をほぼ最大限に引き出すことができたと思う。
Q3のランにおいて、最終セクターでトラフィックに遭い、100分の数秒ロスした。それがなければ7位だったはずだ。そのことを除けば、今日の予選には満足している。