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産地に思いをはせながら、極上食材食べ比べ

2016年07月31日 00:02  オズモール

オズモール

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【毎週土曜日 16:00更新】
日々ロケハンに出かけたり、個人的に旅をしたりしているOZの編集部にとっては、毎日が新しい発見や出会いに満ちた小さな旅。ページには載らない裏話やエピソードをお届け。今回はオズモール編集部のMが、“お口の中で日本一周”を体験。それって、どんな体験なの?




◆お口の中で“日本一周”気分を味わう「食べるプログラム」



毎日食べているおいしいごはん。その食材の産地が日本のどこかだと、なんだかほっとするのは日本人だからかもしれません。豊かな自然にはぐくまれた食の故郷に思いをはせて、じっくりと味わってみませんか? 日本の食卓に欠かせないごはんの基本を、さまざまな産地ごとに食べ比べする企画を、9月7日(水)に開催される「OZの女子旅EXPO」で実施します。

今回はイベントに先駆けて、全国各地から集められた白米、味噌汁、梅干し、魚、肉を産地ごとに食べ比べしてみました。


違いが分かる、おむすび、みそ汁、梅干し。



まずは、産地と品種が違う3種類のお米を同じように炊いて、同じように作られた、シンプルな塩むすび3つを食べ比べてみました。もちもちの食感で粘り気のあるもの、あっさりさらっとした味わいのものなど、こんなにも違うもの?とびっくり。ふっくら軟らかめが好きな私は、お気に入りを見つけて産地と品種をしっかりメモしました。どの産地・品種のお米が登場するかは当日までのお楽しみ。

そして、同じ味噌で作った3つのお味噌汁。見た目には全く分からないけれど、それぞれ「昆布」「かつお」「煮干し」で出汁を取ったもの。
昆布は上品ですっきりとした味わい、かつおはコクと華やかさがあり、煮干しは香りが強くかなりワイルドな感じ。普段お味噌汁を作るときは、昆布とカツオなど合わせて出汁を取ることが多いけれど、単独で味わうとその素材の“うま味”がぐんと引き立って違いが明白。これはきっと正解を見なくても当てられると思うので、みなさんもぜひ会場でチャレンジしてみて。

梅干しもバリエーション豊か。今回用意されたのは全て和歌山県田辺市で作られたもの。産地は同じでも浸け方や味付けの違いで全く違うものに! ひとつだけ、とーーってもしょっぱい梅干しがあるのでご注意を(笑)。


魚の王様・鯛とブランド地鶏、産地で違う?



さらに、日本の食文化をより豊かにする魚・肉。こちらも素材の違いを感じられるシンプルな調理法で食べ比べをしてみました。
まずは、鯛を同じ味付けでマリネしたものを、瀬戸内海の愛媛産と有明海の熊本産の2種類。どちらも内海で育った鯛だけど、身のしまり具合や甘さ、歯触り、微妙に違いが分かります。
地鶏の塩焼きは岩手の「奥州いわいどり」、静岡の「富士の鶏」2ブランドを食べ比べ。育つ環境やエサなどで味が変わる地鶏、全国で150種類以上もあると言われているので、旅先には地鶏が必ずありそう。各地で味わってみるのもいいかもしれません。
日本人は繊細な味覚を持つと言われているけれど、味覚だけではなく五感を研ぎ澄ませてみると、それぞれのおいしさがより引き立つような気がします。


こんなにもじっくりと真剣に味わいながら、食べ比べをするのは初めての体験。そして自分の「好き」を見つけることができたのも、とってもいい経験になりました。
お気に入りの食材を味わいに、産地への旅に出かけてみるのも楽しそう。




今回紹介した、食べ比べ体験プログラムをはじめ、食やお酒、器について掘り下げる各種体験セミナー、日本各地から名産品を携えて試食や試飲ができるコーナー、トークや音楽ステージ、プレゼントなど盛りだくさんのイベント。

日時/2016年9月7日(水)16:00~22:00(入退場自由)
会場/ザ・プリンス パークタワー東京





WRITING/YUKO MUKAI(OZmall) PHOTO/YUKO CHIBA