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鈴鹿8耐:YAMAHA FACTORY RACING TEAMが2年連続でポールポジション獲得

2016年07月30日 18:01  AUTOSPORT web

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ポールポジションを獲得したNo.21 ヤマハファクトリーレーシングチーム
鈴鹿8時間耐久ロードレースのトップ10トライアルが行われ、YAMAHA FACTORY RACING TEAMが2年連続でポールポジションを獲得した。

 昨日の予選上位10チームによるトップ10トライアルは天候に恵まれた。気温31度、路面温度49度というコンディション。1チームにつき2名ずつ、1台ずつがコースインでき、クリアラップが約束された状態で最終グリッドを争う。

 3番目にコースインしたTeam KAGAYAMAの加賀山就臣が2分8秒425をマーク。昨日の自身のタイムを大きく削る。続いてアタックに出たF.C.C.TSR Hondaのパトリック・ジェイコブセンは2分7秒248と、これまた自身の昨日のタイムを1秒半以上詰め、一気にトップに躍り出る。TEAMJP DOGFIGHTRACING AUSTRALIAのマーク・アッチソンはタイムアタックに入る前に転倒を喫するというアクシデントがあり、アタックすることができなかった。

 Team KAGAYAMAのふたり目のアタックライダーは清成龍一。2分7秒651をマークし、チーム最速タイムを更新して2番手浮上した。

 Team GREENは、まず渡辺一樹が2分7秒730で3番手タイムをマーク。続いてアタックに出たMuSASHi RT ハルク・プロのマイケル・ファン・デル・マークが2分7秒654でTeam GREENをかわして3番手を奪取。暫定ポールポジションのYAMAHA FACTORY RACING TEAMはまずはポル・エスパロガロが2分6秒258をたたき出してトップの座を守る。

 ヨシムラ スズキ Shell ADVANCEはふたり目のアタッカー、津田拓也が登場。YAMAHA FACTORY RACING TEAMエスパロガロのタイムに迫る勢いで周回。2分6秒405と僅差でエスパロガロに及ばなかったものの、2番手浮上。続いてTeam GREENのふたり目、レオン・ハスラムも2分6秒台をたたき出し3番手に。

 最後に登場したのはYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行。エスパロガロにチーム最速タイムは譲ったが、中須賀も2分6秒台をマーク。YAMAHA FACTORY RACING TEAMが2年連続ポールポジションを獲得した。

 中須賀は「去年もポールポジションタイムをポルに持っていかれたから、少し気合が空回りしちゃったかな」と苦笑い。「でも、明日に向けていい走りができた」と、決勝に向けて気合を入れていた。