2017年に北米でレースデビューが予定されているアキュラNSX GT3が7月28日、SCCAピレリ・ワールドチャレンジのミドオハイオ戦のテストセッションに登場した。ピーター・コックスのドライブで、他のGT3カーたちとともに走行している。
日本でも市販車のデビューが近いNSXのレーシングバージョンであるNSX GT3は、2017年に北米向けに開発が進められている。すでにシェイクダウンも行われているが、この日は「次のステップに踏み出すため」に、より実戦に近い経験を重ねるべく、SCCAピレリ・ワールドチャレンジのミドオハイオ戦のテストに参加した。
アキュラのワークス格であるリアルタイム・レーシングの手により走行したNSX GT3は、発表時と同様のホワイトをベースとしたカラーリングをまとい、ゼッケン93番をつけミドオハイオに登場した。
本来、スパ24時間に参戦予定だったコックスがステアリングを握ったNSX GT3は、他GT3カーとともに28日のテストを走行。ただ、当初継続して29日も参加予定だったが、こちらは悪天候のためにキャンセルされている。