ブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップ/インターコンチネンタルGTカップの一戦として行われているトタル・スパ24時間は7月29日、予選スーパーポールが行われ、HTPモータースポーツの85号車メルセデスベンツAMG GT3がポールポジションを獲得した。
シリーズのなかでも最も重要視されている一戦であるスパ24時間は、今季65台ものエントリーを集め、GT3のエキスパートはもちろん、DTMやWEC、そしてスーパーGTからもドライバーが参戦している。
29日に行われた20台のスーパーポールでは、トーマス・イェーガー、ゲイリー・パフェットというふたりとトリオを組むゴッツがドライブした86号車が、2分17秒671というタイムをマーク。ポールを獲得したかにみえた。
しかし、ゴッツはダブルイエロー区間を通過していたため、タイム抹消の憂き目に。これでクレメンス・シュミットがアタックを担ったチームメイトの85号車メルセデスがポールポジションという結果となった。
また、2番手にはフェリックス・ロゼンクビストがドライブしたチーム・アッカASPのメルセデスが続き、メルセデス勢がフロントロウを独占。さらに、3番手にもプロ/アマクラスのPPとなるダニエル・ジュンカデラがアタックしたブラック・ファルコンの56号車メルセデスがつけた。
ただ、スーパーポール時のタイム抹消等があったため、グリッドは土曜朝に改めて出されることになっている。決勝レースは日本でもJ SPORTSオンデマンドで放映される予定だ。