両親は「いい加減やめなさい。情けないやら恥ずかしいやら」と厳しく注意するが、息子はそれにはまったく耳を貸さない。そんなある時、遠くから村にやってきた野良犬にガブリと噛まれたモヒト君。両親はこの子を連れて「パータリプトラ医科大学付属病院(Patliputra Medical College Hospital)」に駆け込んだ。幸いにも大事には至らなかったが、犬乳はヒトにとって危険ではないものの狂犬病に感染する恐れがあると知り、それ以降モヒト君は狂犬病ワクチンの接種を受け続けている。
モヒト君には生まれつきの言語発達障害がある。両親は「この息子を小学校に通わせることは難しい。将来どうなっていくのだろう」と途方に暮れている。こちらは26日、取材にあたった『Ruptly TV』がYouTubeに“India: Meet Mohit, the 10-yr-old boy who feeds on dog milk”として投稿した動画である。