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面接での「あなたにとって仕事とは?」への回答 「お金のためです」はダメなのか

2016年07月29日 18:41  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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就活でも転職活動でも、面接は誰もが通るステップだ。面接では面接担当者から様々な質問がされるが、中でも「あなたにとって仕事とは何ですか?」という質問を受けて答えに窮した経験がある人はいるだろう。

2ちゃんねるにも7月27日、「面接官『仕事とは何ですか?』←これ実は正解があるんだがお前らに答えられるかな」というスレッドが立った。スレ主によれば、「給料を貰うため」という回答が一番多いが、これは「アウト」になるのだという。

「働いたことのない新卒にその質問する意味がわからん」という声も

積極性をアピールしなければいけない就職面接の場には、いくら本音とはいえ、「お金目的」はイメージが悪い。しかし、2ちゃんねるは正直すぎる回答で溢れている。

「人生の暇つぶし 欲しいものを買うには金がかかる、その金を得るためと暇つぶしが出来る一石二鳥」
「正直な話金を稼ぐ手段だよな」

ブラック企業など劣悪な労働環境が話題になっているからか「ブラックな会社でもいい?て聞いてるんだろ」など、採用後に社畜化できそうな人物を面接で探そうとしているのでは、と疑う人もいた。

中には「働いたことの無い新卒にその質問する意味がわからん」という声も。たしかに、仕事のやりがいは、実際に働いてみないと中々わからないものだろう。

よくあるのは「社会貢献」「自己実現」「人との繋がり」の3パターン

ただ、そうは言っても実際に面接で聞かれることがあるのだから、変に意地を張らずに、やり過ごしたいところだ。この手の質問に関してはネットにも模範解答例が多く載っている。

こうしたものを見ると、「社会貢献」「自己実現」「人との繋がり」の3パターンが多い。「社会貢献」はよくあるパターンだ。「仕事を通して、誰かの役に立ったり、社会を便利にしたりする」といった感じだろう。「自己実現」も、「社会人として働く中でなりたい自分になる」という具合で比較的イメージしやすい。

「人との繋がり」では、仕事を通した人との出会いを重視する。働き出すと、自分の上司や同僚はもちろんのこと、取引先とも付き合うことがある。中には、自分がそれまで生きてきた環境では絶対に出会わないような人もいるだろう。そうした人との繋がりを通して「自分を成長させたい」といったものが多いようだ。

面接で「お金を得るためです」と答えると、お金のために仕方なく働いている消極的な人物という印象を持たれかねない。最終的な目的がお金であっても、自分のこれまでの経験などを交えつつそれなりの回答するのが無難だろう。

元採用担当をしていたという人物はツイッターで、

「面接では本音と建前を使い分けようね。嘘は突っ込まれてバレるけど、建前は容認されるからね」

と書いている。心にもないことを言うのはよくないが、自分でも納得できる建前を用意しておくのは悪くないだろう。

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