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ドン・チードルによるマイルス・デイヴィスの伝記映画『MILES AHEAD』12月公開へ

2016年07月29日 18:31  リアルサウンド

リアルサウンド

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

 ドン・チードルが主演、共同脚本、製作、監督を務めたマイルス・デイヴィスの伝記映画「Miles ahead」が、『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』の邦題で、12月23日に公開されることが決定した。


参考:「眠っていたジャーナリストへの憧れが甦ってきた」 『ニュースの真相』監督インタビュー


 本作は、『ホテル・ルワンダ』『アイアンマン』シリーズのドン・チードルが、ジャズの帝王マイルス・デイヴィス本人を初めて映画化したもの。1970年後半の5年間、ミュージックシーンから姿を消し、荒んだ生活を送っていたマイルスが、音楽から救いを見出し、復活への道を模索していく姿を描く。


 デイヴィス役で主演を務めるチードルに加え、音楽レポーターのデイヴ・ブレイデン役で『トレインスポッティング』のユアン・マクレガー、マイルスの元妻フランシス・テイラー役で『ROOTS/ルーツ』のエマヤツィ・コーリナルディが出演する。


 チードルは、マイルスを演じるにあたりトランペットの猛練習に励み、マイルスのあらゆる時代やスタイルの音楽を劇中に組み込んだ。ラストのライブシーンでは、実際にマイルスと協演経験のあるハービー・ハンコックやウェイン・ショーターに加え、現在のジャズシーンで活躍するエスペランサ・スポルディング、ゲイリー・クラークJr、アントニオ・サンチェスらが華を添えている。なお、音楽は第55回グラミー賞で最優秀R&Bアルバム賞を受賞したジャズピアニストのロバート・グラスパーが担当している。(リアルサウンド編集部)