映画『ブレードランナー』の続編が2017年11月に全国公開されることが決定。あわせてコンセプトアートが公開された。
フィリップ・K・ディック原作、リドリー・スコット監督による1982年の映画『ブレードランナー』。続編映画では主人公リック・デッカード役をハリソン・フォードが続投するほか、ライアン・ゴズリング、ロビン・ライトらが出演する。製作総指揮はリドリー・スコット、監督は『プリズナーズ』『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴが務める。脚本は前作の脚色を手掛けたハンプトン・ファンチャーとマイケル・グリーンが担当。タイトルは現時点では未定。
1982年にカナダ・ケベックで前作を見たというヴィルヌーヴ監督は、続編について「あの音楽、2019年のロサンゼルス、スモッグ、ダークな雰囲気。あの映画を見て、映画監督になりたいという思いが芽生えたんだ」とコメント。さらに「僕は子どもの頃から、独特な異世界へ連れて行ってくれる個性的な映像スタイルのSF映画に惹かれてきた。その中でも、オリジナル版『ブレードランナー』は、断トツで史上最高の傑作だ。SFとフィルムノワールを融合させたリドリー・スコットは天才だ。新しい『ブレードランナー』は、一作目の延長線上にあり、数十年後の世界の話なんだ」と語っている。